セミリタイア方丈記

隠者の生活記録

ガーデニングは雑草と虫との戦い

 夏野菜が庭で収穫できました。特にナスは比較的丈夫で、失敗が少ないですね。ほかにも、バジルやズッキーニ、トマトなど植えていますがなかなか素人ではいい作物は難しいようです。紫蘇とナスくらいかな?納得いく収穫ができるのは。

 なっている実をもいでそのまま台所へ持ち込み、即料理するという新鮮さは嬉しいものです。今は荒れた庭の整備をやりながらですが、少しずつ畑スペースを拡張して、ゆくゆくは野菜の大半を自給できたらと考えています。

 花も少しずつ植えて楽しんでいます。玄関先や窓を開けたところなど、いつも目に付く場所に花が咲いていると癒されます。防犯にも役立つようです。

 こんな感じの超初心者の庭仕事で最も厄介なのが、虫刺され。虫よけスプレーやらで予防しても、どうしても一回に1~2か所は蚊や他の虫に刺されてしまいます。今年は雑草駆除を早くから頑張ったせいか、蚊の種類も数も多少ましですが…

 あとは、刈っても後から後から出てくる雑草。タネができる前に刈り取ったはずなのに何故か生えている。根っこが抜きにくいメヒシバ、ツルも根も丈夫な屁糞葛、巨大な地下茎を伸ばすヤブガラシが強敵です。

 雑草はとにかく根から根気よく堀り起こして刈る、蚊の対策は、草の繁りを減らして風通しをよくすることと、水溜りをなくして、メダカを入れた睡蓮鉢を設置することでボウフラを駆除するようにしています。ペットボトルで作った、自作のボウフラトラップ(ボウフラが発生はするが羽化したときに外に出られないという構造のもの)も設置しているけど、ボウフラ自体が湧いてくれません。産卵に適してないのかな?

もうしばらく粘ってみます。

 近所に毎年見事な花の庭を作るお家があって、羨望の眼差しで見ているのですが、一朝一夕には達成できません。お金をかけて大工事すればすぐなのかもしれないけど、コツコツ作り上げていく楽しみもあると思っています。

 

 

 

Tシャツ 私の場合

今週のお題「二軍のTシャツ」

です。

普段あまりTシャツを着ないのに、押し入れダンスの引き出しひとつ分はTシャツで埋まっています。一軍Tシャツは、お気に入りのバンドやイベントの会場で記念に買ったグッズTシャツです。これらは洋服というよりはコレクションなので捨てないしあまり着ません。

問題は二軍のTシャツ。家族がまとめ買いしてきた安物の無地Tシャツ、健康診断でなぜか貰えるしろ無地Tシャツ。元々丸首の服があまり好きではなかったのと、職場に着ていくオフィスカジュアルに合わせにくいため、もっぱら部屋着、寝間着にしていました。

しかし最近は若い頃のように首回りがガバっと開いたカットソーを着るのに抵抗が出てきた事もあり、普段着に組み入れる事にも挑戦しています。無地Tはうまくアクセサリーや上着を合わせれば、結構キレイ目にコーディネートできますね。難しいのはロゴTで、こちらは完全アウトドアファッションの時にしか着られません。個人的にはロゴや大きなイラストが入ったTシャツは、若者以外が着ると逆効果の年配感や、最悪なのが「子供のお古を着てる感」が出てしまうため、難しいと思っています。

いくら節約生活でも、部屋着もあまりボロ着にはしたくありません、気力にかなり影響します。そのままスッと近所の買い物に出られるような服装はキープしたいものです。二軍Tシャツの活用も、着ていて不愉快にならないような着方を工夫してあれこれ楽しんでいます。

 

インフレ時代に溜め込み在庫の活用を

 金融緩和の後遺症、戦争が影響してモノの値段がどんどん上がっています。その割には収入が増えないと困っている方も多いと思われます。私もこれから昇給するなど有り得ません。また投資収入も昨年までのようには増えていません。

 そんな世の中の激変に伴い、急に浮かび上がってきたのが断捨離寸前で厄介物扱いしてきた生活雑貨の在庫です。自分の資産を一覧にしたりグラフにしたりしている方も、家財道具をどれだけ持っているかはきちんと把握していないのではないでしょうか?場所をとるガラクタの塊も、整理して道具や在庫として整理すれば立派な資産。大量のゴミ袋、ラップ類、文房具、衣類…元々は「何かの時に使えるかも」と捨てられなかった品々、今こそその「何かの時」。実際文房具なんて、もしかしたら生涯買わなくても大丈夫なくらいの在庫があります。布類も沢山ある。それらに関してはなくなるまで出費しなくて済むと言うこと。捨てなくてよかった…もう、何でも買った方が安い、早いの時代は終わりました。今あるものを大事に直しながら使い、たとえ茶碗一つでも大事な財産として扱う意識でこの物価高をくぐり抜けたいと思っています。

 

 

投資失敗履歴

こんにちは。

昨今のFIRE流行りで、新規に投資を始めようという方も多いようです。

著名投資家の方々はどうやって資産を形成したかをいろいろ書いておられますので、私は投資を続ける中でどんな失敗をしたかを書いてみようと思います。

これから始める人が同じところで躓かないといいなあと思い返しつつ。

① 銀行や証券会社の窓口で薦められた商品を素直に買う

これは様々な投資アドバイスでアカンと言われていますが、まず投資って何?という感覚の超初心者時代は、名だたる大会社がそんなヤバい商品を押し込もうとしているなんて疑わないわけです。

窓口で薦められた商品は、パンフレットの一字一句理解できる場合以外は避けましょう(´;ω;`)

② とりあえず有名な株を買う

個別は100株から、昔は1000株からという銘柄も沢山ありました。初心者にとっては大金です。いきなり何となくで買うと資金が回らなくなります。

投資の本の数冊くらいは読んでから。それまでは、少額から買える投資信託のポイント投資などで様子を見ましょう(´;ω;`)

インフルエンサー、煽り屋に乗る

特に全然知らない銘柄を連呼してる人に近寄るな(´;ω;`)

④ ダブルインバースを大量買い

株は下がるばかり!じゃあ下がると儲かるヤツを買え!とばかりにインバ沼にハマると地獄を見ます。なぜならインバは減価するから。

だからといって短期でピンポイントに儲けるのは至難の業(´;Д;`)

原油ETF

よく知らないのに手を出すな(´;ω;`)

逆張り無限ナンピン

意地になって続けると再起不能に(´;ω;`)

⑦謎の特殊な株名人に惚れるな

いますね、個性的な市場分析をする変わった人。面白いけど特に役には立ちません(´;ω;`)

⑧独自手法

自ら編み出した自分だけの手法!

素人の思いつきなど多くの人が通過した後です(´;ω;`)

⑨ 配当金が高いだけの株

高配当株もよく選ばないと、年間配当額の5倍の含み損を抱えるハメに(´;ω;`)

⑩高金利通貨

FXは株より難しい。まして異常な高金利には理由があります。高金利通貨建投資商品も同様。素人は手を出してはダメ(´;ω;`)

 

このように投資の世界で恥ずかしい失敗をしないためには、経済や金融の基礎知識を身につけて、コツコツ分散投資…それがいい、それがいいのよ…(´;ω;`)

 

 

 

 

 

リサイクルのブランド服で逆張り節約

世の中断捨離流行りです。節約しているとミニマルに憧れて何でも捨てたくなりますが、冷静に考えたら毎日タートルネックジーンズだけという訳にはいきません。ある程度の衣服は必要だし、着る楽しみもあります。まだ着られるものを捨てるのも忍びなく、洋服の節約に関しては「用もないのに買わない」くらいにとどめております。

ただ最近つくづく思ったのが、捨てるつもりはないのに捨てざるをえない、つまりすぐダメになる衣服が多すぎるということ。少し前までは、ファストファッションの服もそれなりに品質の良い物がありました。しかし今は、あからさまに粗悪な品が目立ちます。

そこで、中古の服をリサイクルで購入してみました。メルカリ などで、元ブランド品コレクターから買うのです。集められていた品はほとんど着用した形跡がなく、定価の10分の1という超割安。流行のデザインは望めませんが、ベーシックなものならお買い得です。

普通の通信販売では、モデルがかっこよく着た加工写真しかないため買ってみたら質感が違っていた、という経験もあります。素人の中古販売はハンガーにかけた自然な写真や生地の接写もあったりして、画像に加工がないためプロの販売する商品より失敗が少ないのは皮肉なことです。

そんなこんなで、最近古着のワンピースを3枚購入し、普段に着ています。

世の中インフレに向かいつつある中、いいものを少なく持って、手入れしながら長持ちさせたいものです。

メシマズ漫画を読んで思う事

 『妻のメシがまずくて離婚したい』という漫画が流行っています。

 料理の問題って結構センシティブで、美味いまずいの領域に留まらず、氏育ち!貧富の格差!菜食、マクロビ等主義の違い!女がメシを作り給仕をすべきか等の男女差別問題!肥満、痩せ、アレルギー、摂食障害等健康問題!とまあ、様々な問題を内包しているため簡単に結論を出そうとするのは難しいし危険です。

 当の漫画は、絵もシンプルで読みやすく、面白い。どっちかが悪者という設定でもないため何事かに対する怒りが沸騰してくるという事もなく、どうしたらいいんだ?と考えさせられます。

 私も、少なくとも料理の基礎は知っているつもりですが、正直料理は好きではありません。毎日欠かさず何品も作り、豊かな食卓を提供するのは不可能。それが悪いわけではない。

 でも、人が家族として一緒に暮らす場合、生活の質の価値観が違うのは、スタート地点ではあまり気にならなくとも、年月を経るにつれ巨大なストレスと化すので軽視してはいけませんね。

食事を「お腹に入れば一緒だし」と見てしまう感覚がこの話の問題ですが、よくあるオタ活グッズを捨てられた問題は、居住空間を「モノの収納倉庫」として見てしまうオタクのインテリア感覚のなさにブチ切れられているパターンが多いように見えます。モノはできるだけ多くストック派とミニマリストでは争いが起きるでしょうし、宵越しのカネは持たない派と節約貯金派は深刻ないさかいになりそうです。

 これらって、話し合いで擦り寄せていくのは結構難しく、結局、声の小さいほうが我慢するはめになりがち。共同生活する上では、日常生活の何を重視し何を軽視するのか、真面目に話し合って決めておいたほうが良さそう。

 メシマズ漫画は、よくよく読むと嫁が将来の不安からかなり無理して節約するために食事の味を後回しにしてるのがわかります。

 やはり経済的余裕がないと、生活はギシギシしがち…っていう身も蓋もなさで今回は終わりです。漫画が連載途中なので、今後どう落とし所が展開するのか、楽しみです。

 

 

 

用水路で釣りを楽しむ

休日の過ごし方が、コロナ禍で変わりました。

以前は街に出かけて買い物やカフェ、映画やコンサートなどが楽しみでしたが、人の密集を避けて、ついでに出費も避けたい。というわけで、魚釣りを始めました。

釣りといっても、延べ竿にウキと餌をつけただけの小物釣り。場所は家から半径5キロ以内の用水路や小川。

近ごろは小物釣りが流行しているのか、釣り方や仕掛けの作り方は動画サイトで見て覚えられます。

何とかそれらしい仕掛けを作り、グーグルマップで狙いをつけた釣りポイントへ出かけました。早春から開始して、最初はまったく釣れませんでしたね。

季節が早すぎて魚がまだ動いていないという事もありましたが、ウキが大きすぎる、エサか合わない、針が合わないなどもあったようです。

市販のタナゴ用仕掛けと、針を替えて改造したタナゴ仕掛け、エサはチューブ入りの赤い練り餌に替えて何とか少しずつ釣れ始めました。

釣りは幼少期に家族に連れられて行って以来なので、商業施設でもない用水路端に腰を下ろすだけでも当初はドキドキしました。人が座る場所として想定されていないところに座って見る景色。落ち着くと、蛇やトンボ、イタチや水鳥、カエルも姿を見せるため楽しくなります。同じポイントでも、日により魚影が違って来るので「今日はどうかな」と飽きません。他の釣り人と挨拶程度の会話をすることも。釣れた魚は、天ぷらにしていただきます。下ごしらえが大変ですが、市販されていない川魚の天ぷらはこうしてしか味わえないので格別。

これから暑くなるので、炎天下の釣りは熱中症の危険もあるため控えなくちゃな…でも、日陰が確保できる釣り場を探して出かけたいものです。