セミリタイア方丈記

隠者の生活記録

用水路で釣りを楽しむ

休日の過ごし方が、コロナ禍で変わりました。

以前は街に出かけて買い物やカフェ、映画やコンサートなどが楽しみでしたが、人の密集を避けて、ついでに出費も避けたい。というわけで、魚釣りを始めました。

釣りといっても、延べ竿にウキと餌をつけただけの小物釣り。場所は家から半径5キロ以内の用水路や小川。

近ごろは小物釣りが流行しているのか、釣り方や仕掛けの作り方は動画サイトで見て覚えられます。

何とかそれらしい仕掛けを作り、グーグルマップで狙いをつけた釣りポイントへ出かけました。早春から開始して、最初はまったく釣れませんでしたね。

季節が早すぎて魚がまだ動いていないという事もありましたが、ウキが大きすぎる、エサか合わない、針が合わないなどもあったようです。

市販のタナゴ用仕掛けと、針を替えて改造したタナゴ仕掛け、エサはチューブ入りの赤い練り餌に替えて何とか少しずつ釣れ始めました。

釣りは幼少期に家族に連れられて行って以来なので、商業施設でもない用水路端に腰を下ろすだけでも当初はドキドキしました。人が座る場所として想定されていないところに座って見る景色。落ち着くと、蛇やトンボ、イタチや水鳥、カエルも姿を見せるため楽しくなります。同じポイントでも、日により魚影が違って来るので「今日はどうかな」と飽きません。他の釣り人と挨拶程度の会話をすることも。釣れた魚は、天ぷらにしていただきます。下ごしらえが大変ですが、市販されていない川魚の天ぷらはこうしてしか味わえないので格別。

これから暑くなるので、炎天下の釣りは熱中症の危険もあるため控えなくちゃな…でも、日陰が確保できる釣り場を探して出かけたいものです。